相続で弁護士をお探しの方へ
1 弁護士へ相談した方がいいケース
相続が発生し、様々な手続きを行う中で、予期しないトラブルが発生することも珍しくありません。
そのような場合、専門家への相談を考えるかと思いますが、ここでは、弁護士へ相談した方がいいケースをいくつかご紹介します。
2 遺産の分け方に関するトラブル
まず、遺産の分け方をめぐってトラブルが起きているケースです。
相続での弁護士への相談といえば、このようなケースを思いつく方が多いのではないでしょうか。
こうしたトラブルの解決に対応できるのは、弁護士しかいません。
分け方について話合いで感情的な対立が生じている場合や、不動産等、分けるのが難しい遺産がある場合等に、弁護士が介入し、客観的な視点や法律の知識によって、スムーズな話合いや遺産の分配のために動くことができます。
3 遺産に多額の借金が含まれている場合
遺産を調べたら、多額の借金が発覚することも少なくないかと思います。
このような場合にも、弁護士へ相談するのがおすすめです。
亡くなった方の借金の支払い義務は、相続を放棄しない限り、相続人が引き継ぐこととなります。
放棄するための手続きには、相続開始を知ったときから3か月以内という短い期限が設定されているため、早期に対応することが必要です。
そのため、このようなケースではお早めに弁護士へご相談ください。
弁護士へ依頼すると、代わりに手続きを進めてもらうことができます。
弁護士であれば、法的な権限によって、金融機関に照会を行って借金を調査することもできますので、遺産の全容を把握できていない場合でも相談が可能です。